作って学ぶScratchドリルが親子で楽しめたので紹介します (O’REILLY KIDS)

小2の息子に自宅で手軽にプログラミングの体験をさせたくてこの本を買いました。

小2なので、いきなりプログラミングスクールに通うのは、敷居が高いと感じました。

最初は楽しかったはずの教室が苦痛になってしまうのが心配ですし、他に学ばせたい事もありますので全力でプログラミング教室に通わせるの避けたいと考えています。

まずは手軽に自宅でお試しできる内容の本が欲しかったのです。

本の購入後1週間でゲームが完成した様子は、別の記事にまとめましたので是非みてください。作ったゲームもできます♪

小学生向けのScratchプログラミング本で初めてゲームが作れました

作って学ぶScratchドリルはこんな人におすすめ

初めてプログラミングを学ぶ小学生

この本は小学生低学年を想定して作られているようで、本に書かれた図をPCで操作するだけでゲームができあがる楽しい本です。
息子は普段からゲームで遊んでいるのでこの本のゴールである1つのゲームを作るというところがモチベーションアップによかったと思います。
また、製作する本人がPCスキルは必要なのかいうとそうでもありません
実際、私の息子のPCスキルは以下の通りです。

  • マウスは使える
  • キーボードは使えない
  • ローマ字打ちでひらがなが打てない

このような状況でも親がサポートしてあげればゲームが完成します。
この本でゲームが作れるよ!と声をかけて乗ってくるようであればお勧めの本です。

子供にプログラミング学ばせたいお父さん、お母さん

  • プログラミングを子供に手軽に体験させたいお父さん、お母さん
  • プログラミングを自宅で学ばせたいお父さん、お母さん

PCが使える大人であれば1時間程度の作業でこの本の内容は一通りクリアーできるような内容なので脇について一緒に学ぶスタイルが良いかと思います。

この本は図解通りにブロックを組み立てるだけなので難しいPCスキルは必要ありません。
指導する大人がPCでメールが打てる程度のスキルがあれば十分です。

作って学ぶScratchドリルはこんな本

この本のいいところ

最後にはえたたきゲームが完成する
簡単なゲームですが、ゲームが完成する頃にはscrachの機能をひととおり使うため、 scrachの可能性を感じる事ができました。

操作をマネするだけなのでサクサク進む
本に書かれたブロックコードをそのままPCを操作して並べるだけで次々ページが進んでいきました。

ローマ字入力がわからなくても大丈夫
本書の最初のページにローマ字入力表が付いているのでどのキーを押せば目的の文字が出てくるのかわかります。
小2の息子はローマ字自体理解できていないのですが、ひらがなの「て」を出すためには「T」と「E」を押せばいいんだと教えたら何とか打ち込むことが出来ました。

本の特徴

かわいいイラストでページをめくるたびに楽しいです
スクーとラッチというキャラクターがかわいいです。

力を加えずページが見開きのまま保たれる
本が横長なのでページを開いたまま保たれるので本を開きながらキーボードやマウスを触ったりしても本が閉じないので使いやすいです。

全部のページにふりがな付きで読みやすい
この本のすべてのページにふりがなが付いているので小学生低学年でも読むことが可能です。

作って学ぶScratchドリルを利用する注意点

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良い事ばかり書いてしまったので最後に、ちょっとだけ注意する点を書いておこうと思います。

画面キャプチャーは「にほんご」ではなくて「日本語」になっているので低学年にはきついかもしれない

scratcの日本語は「にほんご」というさらに優しい言語設定が可能です。
ただ本書は普通の日本語で画面キャプチャ―が表示されていたので、小学校低学年にはキツイ感じでした。これは親のフォローがあれば問題ないです。

クローンやスプライトなど専門用語が難しい

これはプログラミング解説本の宿命かもしれませんが、用語が難しいです。
一応本の中でクローンとは何かを解説しているページもあるのですが、小学校低学年には理解できないかもしれません。
やはり、これも親のフォローが欠かせないと思いました。

小学生のプログラミング学習のはじめの一歩として最適

本の内容が簡単でゲームを作るという目標もあるため、親子で楽しみながらプログラミング学習を始めることが出来ました。
今回作成したゲームをscratchで公開してみたのですが、なんと公開翌日には20人以上の人が見に来てくれました!
世界中の人がscratchで作成したプログラムを公開しているので、とても参考になり、次にどんなゲーム作りに挑戦しようかわくわくできました。

やはり、はじめの一歩は楽しい体験が一番だと思ったのでこの本でスタートが切れたことはよかったと思います。