小学生向けのScratchプログラミング本で初めてゲームが作れました

こんなゲームが作れたので遊んでみてください。

【遊び方】
マウスでハエたたきを動かしてクリックでハエがたたけます。
30秒でたたけたハエの数で点数が付きます。

何を参考にして作った?

小学生向けのプログラミングの教本「作って学ぶScratchドリル (O’REILLY KIDS)」に書かれたとおりにマウスとキーボードを動かしただけです。
Scratchのはじめ方や、具体的なプログラミングコードが図解になってるのでとても分かりやすいですし、コードといってもブロックを組み立てるように、部品をマウスで動かしたり、必要な数字をキーボードで打ち込むだけで、最終的にはハエたたきが完成するようになっています。

誰がどのように作ったか?

小2の息子とその親で作りました。基本的にパソコン操作は息子が行いました。
私はその脇でわからない点をアドバイスをするというスタンスで行いました。
息子のPCスキルは、

  • マウスは操作できます
  • キーボードはほぼ触ったことがなく、日本語をローマ字打ちすることが出来ない

ような状態です。

制作には何時間かかったか?

1回1~2時間程度行い4日で合計8時間くらいかけて制作しました。
PCに慣れた大人であれば1時間程度で一気に完成するような内容ですが 、今回は小学生が初めてのプログラミング体験するということで回数を分けてじっくり時間をかけて行いました。
一日で作ろうとすると集中力が続かないですし、間が過ぎても熱が冷めてしまいそうなのでなるべく日を開けないようにしました。

やってよかったと思ったこと

本の図解通りに操作するだけで1つのゲームが完成する達成感を味わえた

今回ゲームを作るために参考にした本「作って学ぶScratchドリル」は、サンプルコードが大きな図解でわかりやすく印刷されていました。
このコード通りにブロックを並べるだけで、目的の挙動が完成し、ページをめくるたびにゲームの完成へと近づいていきます。
要所要所でなぜそのコードが必要なのか?解説もあるのですが、今回はパソコンを動かして1つのゲームを作りきるため、とりあえず脇に置いておきました。
途中ほぼつまづくことが無く、ストレスフリーで制作が進み、ゲームが完成するころにはかなりの達成感を味わうことが出来たようです。

scratchの可能性を体感できた

scratchに登録すると、世界中に登録しているユーザーが公開しているプログラムを見ることが出来ます。マイクラ風のアクションゲームや弾幕シューティングなど、かなり難易度の高いゲームから、私たちのようにサンプルプログラムに少しアレンジを加えただけの初心者が作ったゲームまで様々なプログラムが公開されていました。
マイクラ風のゲームはあまりにもよくできていたので、参考にただ見るだけだったつもりが一瞬にして家がゲームセンターになりました(笑)

ゲームを作り終えて公開したら1日に20人以上も見に来てくれた

今回作ったゲームが完成したので、公開してみることにしました。
そしたら1日で20人以上も見に来てくれました。
これにはちょっとびっくりして、息子も喜んでいました。

作ったゲームをどうやってアレンジすればもっと面白くなるか?などの会話が増えた

息子はゲーム製作中に本に書かれていないことを思いついて、あれこれ会話が増えました。実際、今回作成したゲームにはゲーム開始と終了に効果音を鳴らすというアレンジを加えました。ただ、このアレンジは息子には難しそうだったので私が行いました。

息子のプログラミングに関するモチベーションが上がったようです

息子は他にもゲームを作りたいと言っていたので、プログラミングに関するモチベーションが上がったようです。
今回、私がそばについていて、操作を手伝ってしまったところもあったので、とりあえず次回はこの本を一人で全部こなせるまでやってもらおうと思います。
私はその間に他の本を探して題材を用意したいと思います。

自宅でプログラミングを始めるには最適ではないでしょうか

私は、パソコンスキルのない息子にプログラミングをどうやって習わせようと悩んでいたのですが、今回いい本に出合って本当に良かったと思います。
書店で見かけたときにはこれだ!と思い即買いしてしまったほどです。

プログラミングスクールに通わせたいのも山々なのですが、その前に100マス計算や漢字検定やらそろばんを習熟するほうが先だと思っています。
そういう基礎力をすっ飛ばしてプログラミングを習っても中途半端になりそうなので、まずは基礎力を身に着けてほしいと思います。

そういう意味で自宅で手軽にプログラミング体験をさせてくれた本書に感謝です。

この記事執筆後、この本の詳細を別記事にまとめました。

作って学ぶScratchドリルが親子で楽しめたので紹介します (O’REILLY KIDS)